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馬肉の一九

エピソード4:「原点磨き」

今回のパンデミックで、
食文化そのものが危機に瀕している

食はどこからきたのか
料理とはいったいなんなのか
我々はいったいどこに向かうのか

答えは原点にあると思う

自分達の存在価値を一瞬、
疑ってしまうほどの
パンデミック

自分達の軸が試される

新しい業態転換を試みるもの
廃業という道を選ぶもの
現状を維持しようとするもの
様々だ

政府も事業再構築補助金などで
支援し、業態変更などを促している

全く違うジャンルで
事業立ち上げされる方もいる

緊急事態宣言化、
お酒も出せない、時間も時短営業。
中には、もう経営状態がギリギリの店は
違反金を払ってでも営業している店も
あった。どこもお酒を出さないから
お客さんが殺到したらしい。

どの決断も
必死の決断だと思う。

私達が選んだ道は、
原点に帰り、原点を磨くということ

テイクアウト強化のため
ホームページを一新した

デザイナーさんと打ち合わせを
していく中で、「石橋さんの、そのこだわりもっと伝えた方がいいです! 」と
おっしゃっていただきました。

この時間は、
今まで夢中に走ってきた
自分を振り返り、自分達の店の強みは
何なのか改めて棚卸しをする時間になった

私たちは飲食業

食を通じて社会の役に立つ
ここに変わりはない
苦しい時も後悔は一度もない

この原点に帰り、磨きをかける

それが私たちの決断

休業期間中、
クオリティ維持や改良のための
レシピをマニュアル化。
季節を愛でる行事も中止が多く、
思うように外出出来ない。
そんなお客さんが帰ってきた時、
季節を感じてもらえるような

新メニューの開発もした。
福井県にある世界に誇る高村刃物製作所に
出向き最高のキレを維持するための、
「研ぎ」を習得。往復18時間かかったが、
それ以上の価値があった。
お酒が提供出来ないことにより、
陶酔出来るような、日本茶を見つけようと
奔走した。吉田茶園さんという
茨城の老舗茶園さんに出逢えた。品評会で最高金賞を受賞するほどだ。この方も、幻の品種の栽培など挑戦をやめない。店では、その最高の香りを引き出すための抽出方法を何度も試した。

お客様をもてなすために、奔走する様。
『ご馳走』の語源である。

コロナのおかげで、
お客様を喜ばせたい気持ちは強くなった

緊急事態宣言は、
私たちのドラマを面白くするための
大切なシーンになった

2021年10月1日 緊急事態宣言が解除

私達が思い描いた以上の
ストーリーが待っていた

今では、出張料理やクリスマス使用のおまかせテイクアウトの依頼もある

地域に根付き
必要とされるのは本当に嬉しい!
さぁ
もう一度夢の続きを見よう

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